インド株式に投資妙味あり

インド政府の発表によると、5月8日には、新型コロナウイルスの感染者が40万1078人に達し、1日の新たな感染者は3日連続で40万人を超えているようです。

また、同日の死亡者は4187人となり、1日の死者数としては初めて4000人を超えました。

その要因の一つに、「L452R」変異と呼ばれているインド変異株には非常に強い感染力があり、6割の日本人の持っている白血球型の免疫が効かない事も指摘されております。

また、インド主要都市各地では、医療用酸素と患者専用の病床不足により治療を受けることなく死亡して行く人が多数発生しており、深刻な医療体制の崩壊に陥っています。

5日には日本の茂木敏充外相は、訪問中のイギリスにてインドのジャイシャンカル外相とオンラインにて会談を実施しました。

その結果、日本政府は最大約55億円の無償追加支援を実施すると確約し、ジャイシャンカル氏は感謝の意向を現した模様です。

その55億円の使い道は、インド側から要望の強い人工呼吸器、酸素濃縮器などです。

また4月30日には、既に日本政府はインドに対して人工呼吸器と酸素濃縮器を各300台提供する事を決定していました。

そんな世界で最も感染状況が最悪なインド株式市場ですが、代表的な株式市場での日本の日経平均株価にあたるような平均株価指数はセンセックス指数と呼ばれています。

このセンセックス指数は、ムンバイのボンベイ証券取引所に上場する銘柄の中で、流動性、時価総額、業種などから30銘柄を抽出して構成した時価総額加重平均指数です。「SENSEX30」とも呼ばれ、組入銘柄は企業規模、浮動株時価総額などを勘案し、頻繁に入れ替えがあり、金融と情報通信の銘柄、特に財閥系企業が多く含まれているのが特徴です。

このセンセックス指数ですが、コロナ感染前の2020年2月には41000ptで有ったものが、コロナショックにより3月には26000ptまで暴落、その後は21年2月には52000ptまで急騰、その後は調整をして5月7日には49206Ptで引けております。

NYダウが、2020年1月には25519ドルで有った指数が2月には18214ドルまで暴落し、11月にはコロナ前の水準を回復し、その後はほぼ一貫して上昇をして、6日終値で3日連続史上最高値を更新して33778ドルで引けております。

一方、日経平均株価は、2020年1月の24115円を高値にコロナショックで3月19日には16358円まで売られ、11月にはコロナ前の水準を回復、その後も上昇し2月16日に戻り高値30714円を付け、3月7日は29357円で引けております。

下記は、アメリカ、日本、ドイツ、中国とインドの代表的な株価指数の、コロナ前の株価とコロナ後の最安値とその時期、コロナ後の高値と上昇率、現在の株価の一覧表です。

この一覧表のように、コロナ感染の状態に関係なく各国の株価指数は2020年2月に最安値まで暴落し、その後の株価のコロナ前までの回復は、インド、アメリカ、日本が2020年の11月になっています。

一方、ドイツダックスと上海総合指数は、下落率が比較的低かった事もあり僅か4か月程度でコロナ前に株価指数が戻っております。

しかし、コロナ前からの現在までの上昇率が高いのは、アメリカのナスダックが1位であり、それに次いでアメリカのニューヨークダウ、インドセンセックスです。

それでは、なぜ今後のインド株式市場が有望なのかを以下に説明いたします。

まずは、世界の人口ですが、2021年現在では、中国が14億2756万人、インドは13億9410万人、アメリカが3億3323万人となっています。

そして、インドの平均年齢は26.4才と非常に若くこれから人口が増加していくのに対して、中国は長年の一人っ子政策により平均年齢は37.4才と高く今後も高齢化していく予想です。

また、インドの人口は2025年には14億3900万人と中国の14億3700万人を追い越し、2035年には15億5800万人、2050年には16億5600万人と増加する予想です。

それに対して中国は、2050年には13億6800万人と人口減少が続き、2100年には10億人にまで減少し、インドより5億人も少なくなる予想となっています。

また、2050年にはインド、中国に次いでナイジェリア4億500万人とアメリカの3億3800万人を抜き世界第3位となり、インドネシア、パキスタンも3億人を超える予測です。

インドの人口増大は、当然消費の増大にもつながりGDPの増加や輸出入金額の増加をもたらします。

2030年までの世界各国のGDP成長予測は、中国6.9%、インド4.1%と予想されており、欧米や日本のような先進国よりも高い成長が期待されております。

次に第二のインド企業の成長要因として、かつてはイギリス領であったインドの言語が英語だという点であり、多数のエンジニアがアメリカにて現在教育を受けております。

そして、インド人は2桁の掛算を日本の九九のように暗記している、数学の得意な極めてIQの高い人達が多く存在しており、シリコンバレー他で大勢のインド人が活躍しています。

現在のマイクロソフトの社長はインド系のナデラ氏でありますが、将来はインドに戻って会社を興す可能性が高いと言われている事実もあります。

すでにアメリカで教育を受けているインド人は相当数存在していて、彼らの多くはやがて中国のバイドゥのように、本国インドに帰国して起業をするとみられています。

インドではユニコーン企業の玉子のような企業がすでに相当数誕生しようしており、今後20年~30年後にはGAFAMのような企業が現れると予想されます。

アメリカのGAFAMと呼ばれているユニコーン企業の特徴の1つとして挙げられるのは、アイデアを出して経営に結び付けているコアの人材は社員の1%未満だという事です。

従がって人口がアメリカの4.18倍いるインドでは、素晴らしいアイデアや高度なテクノロジーを身に着ける可能性のある人材がアメリカより4倍も多くいるという計算になります。

以上のような理由から、今後のインド株式市場は世界でも最も成長性の高い市場になる可能性が極めて高いと思われております。

最後に、短期的には今最もリターンの可能性の高い株式市場は、NYダウ、ナスダック指数でありますが、その期限は金融引き締めのアナウンスがされる10月までと考えています。そして、その後がインド株という事になるのですが、現在はコロナ感染の最も悲惨な時期であり、高値から調整しているインド株への投資を今から始めるのも妙味があると思います。

しかし、前述しましたようにインド株は我々日本人にはなじみの薄いものであり、インド株に投資をしている投資信託を買うことで中長期目線での投資をお勧め致します。

参考までに、下記に人気度の高いインド株の投資信託を5つあげておきます。

  • 新光ピュア・インド株式ファンド AM-One 過去1年間リターン54.9%
  • アムンディ・りそなインド・ファンド アムンディ 過去1年間リターン74.65%
  • ダイワ・ダイナミック・インド株ファンド 大和 過去1年間リターン74.16%
  • ドイチェ・インド株式ファンド ドイチェ 過去1年間リターン82.94%
  • iTrustインド株式 ピクテ 過去1年間リターン80.67%

※上記ファンドはセンテックス指数ではなくMSCIインドに投資をしています。

最新情報をチェックしよう!
>Sharepro-シェアプロ-

Sharepro-シェアプロ-

①数多くの失敗の経験を”聞いて”学べる環境
②資金調達方法や資産管理 資産形成など 正しい金融知識を学べる環境
③税金関係や法律などこれから生きる上で 絶対に抑えておきたいポイントを学べる環境
④お金の作り方 生み出し方 稼ぎ方の視野を増やす 情報を収集できる学べる環境
⑤ストレスフリーに最高の人生を過ごすための メンタル管理術を学べる環境

シェアプロには以上の全てが詰まってます。

CTR IMG