機械株の上昇余地大、THKの株価は割安で投資妙味あり

今回は5月13日に2021年12月期の第一四半期の決算発表をした、機械株のTHKを紹介いたします。

THKは、世界中の工作機械や半導体製造装置などに使われている直動案内機器(LMガイド)で世界シェア5割超の実績を誇るグローバルニッチ企業です。

今回この機械株のTHKを取り上げた最大の理由は次の通りです。

THKの株価は5月11日~13日の日経平均株価の暴落に合わせて、その間は3870円から3510円に値下がりしました。

しかし、THKは13日に第一四半期の決算に合わせて業績を大幅修正したにも関わらず、14日は全体の下げにより下落、15日は日経平均が636円も値上がりしたのに対して、THKの終値は3535円と10円(0.28%)しか上がらなかったからです。

その決算内容は、21年12月期第1四半期(1-3月)の税引前利益を前年同期の27.9億円の赤字から39.5億円の黒字に上方修正しています。

 また、通期の同損益を従来予想の262億円から354億円(前期は97.2億円の赤字)の黒字に35.1%上方修正をしています。

 そして同時に、1-6月期(上期)の同損益を第1四半期予想時の112億円から132億円の黒字(前年同期は29.8億円の赤字)へと17.9%の上方修正をしています。

株価は14日には、朝方に3720円まで買われましたが、大引けにかけて20万株程度の出来高を伴って、3535円の安値引けとなりました。

その理由は分かりませんが、株価の反応の薄さを見て大口の投げが出たのかも知れません。

また、この企業は12月決算の企業なので、決算発表が通期の企業と比較して見劣りがしたのかも知れません。

また、海外での現地14日のADR取引の終値は3581円と46円高となっています。

また、5月13日には第一四半期決算の発表を受けて、野村証券とゴールドマンサックス証券がレーティングを買いとし、目標株価を次のように上げております。

THK <6481>      野村    買い    4200→5000   5/14

THK <6481>      GS    買い    5300→5700   5/14

THKは、世界中の産業機械に使用されている部材を横滑りさせる「直動システム」の製造と販売を手掛けており、代表的製品であるLMガイドは世界シェア50%超と世界一です。

また、製造工場は日本全国で13カ所、世界でも13カ国25工場に及んでおり、全世界の

機械製造メーカーを顧客とした強力なネットワークを構築しております。

海外では、USA(3)、カナダ(2)、メキシコ、ドイツ、フランス、アイルランド、チェコ、中国(6)、韓国(5)、タイ、マレーシア、ベトナム、インドに生産工場を持っています。

このところ、自動車、家電、産業機械などの世界中の幅広い製造メーカーで使用される、鋼材「熱延コイル」の東アジアでの取引価格がグラフのように10年ぶりに高騰しています。

その要因は、中国経済が急拡大しており旺盛な需要を創出していて、東南アジア各国市場に出回る熱延コイルが品薄状態となっている為のようです。

この熱延コイルを多く使用している、機械メーカーの株価(対TOPIX)と熱延コイルの価格の連動性は非常に高く、熱延コイルの上昇を追って機械株全体の値上がりが期待されます。

機械メーカーでは、部材を横滑りさせる「直動システム」を構造的に使用している機械が非常に多く、THKの代表的製品であるLMガイドの売り上も飛躍的に伸びる予想です。

従がって、THKの業績は大きく伸びると予想致します。

またTHKは、様々な直動システムの機械部品などの他、電動アクチュエータやケーブルチェーン、潤滑関連製品、免振システム関連の製品等を製造しています。

電動アクチュエータとは、モーターに機構部品を組み合わせた製品です。

また、免振システムにはビルや住宅用の大型のものと美術品や大型コンピューターサーバーなどを対象とした小型の製品があります。

免振装置とは、建物内部に錘やダンパーなどの制御部材品を組入れ、地震の揺れを吸収させる製品であり、THKの本社ビルをはじめ全国の病院や住宅等に納入されています。

震度6の揺れに対しても、家具転倒や食器やガラス類の飛散、身体損傷の可能性、建物そのものの揺れ方が非常に低くなるように設計されています。

また小型のものは、ビル等の大きな施設ではなく、重要文化財や美術品、大型コンピーューターのサーバー機等のみを免振装置により床から切り離して地震対策をしています。

この場合、建物全体に免振装置を取り付ける場合と比較して、大幅にコストを削減することが出来ます。

またTHKでは、独自のテクニカルサポートサイト(パソコン・スマホ版)を運用しており、製品の発注者にそのアプリを使用してもらう事によりも製品発注サポートをしています。

このアプリは、製品を注文する際にTHKの製品の型番が分からないときには、最適製品の選定ツールを提供し、カタログデータやCAD図面を表示させることが出来ます。

また、問い合わせチャット機能がついており、アプリの利用方法に困った場合にはリアルタイムでチャットオペレータが案内をしてくれ、更に製品の寿命計算も同時に見られます。

以上のように、製品の品質と価格面での競争力と、製品の最適選定サポート体制が充実している事により、世界一のシェアを獲得しているという訳です。

株価面では、14日の終値で2021年2月期の連結PERは17.89倍と少々高めですが、グローバルニッチ企業としての世界シェアや成長性からすれば妥当以上の数字です。

株価は、コロナ前の2019年10月30日の高値3305円より高い水準にありますが、直近高値4月9日の4140円より15%程安い3510円となっています。

また、週足で見ますと2020年8月7日2260円より上昇トレンドが続いており、現在は一目均衡表の上向きの基準線に支えられている位置にあり、今後の反発が予想されます。

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