半導体製造装置メーカーのTOWAは株価の売られすぎで妙味あり

TOWAは半導体製造装置メーカーとして、国内の京都本社工場を中心として、宮城、神奈川、山梨、愛知、大阪、佐賀の7カ所に製造拠点を有しています。

また、世界シェアトップ企業として、アメリカ、韓国、台湾、中国、マレーシア、オランダに製造販売拠点を持っている、グローバル展開をしている会社です。

TOWAは、封止や切断加工など半導体後工程用製造装置大手であり、精密金型製作であるモールディング装置の世界シェアはトップに位置しています。

モールディング装置とは、半導体チップを保護する金型であり、金型への(給口)からその半導体チップの周囲に樹脂を注入した後に硬化させるというトランスファー方式を採用しています。

また、予め注入された流動性樹脂に半導体チップを漬けた後にその流動性樹脂を硬化させる、コンプレッション方式によるものもあります。

連結事業のセグメント別売上構成比は、半導体製造装置87%、ファインプラスチック成形品6%、レーザ加工装置7%となっており、その内の82%を海外の売り上げで占めています。

TOWAの製品は、アジア半導体投資活況を受けて、21年度後半から出荷急増しており、売上と利益の拡大が続いております。

22年3月期は採算性の高いコンプレッション型封止装置に加えて、年度の後半から普及型のトランスファー型装置の売り上げが増大する見込みです。 

4月に稼働する予定であった中国の南通の精密金型新工場は増産に対応するため生産を前倒しして開始をしており、また、21年初頭からマレーシア工場にて大判コンプレッション型封止装置の量産も始めています。

TOWAの2021年3月期業績と21年業績予想

以下は、業績の伸び率を5月13日の会社発表資料より抜粋したものです。

                   TQWA決算発表資料より抜粋

この表で示しているように、当期純利益は2020年実績の7.2倍に急拡大しており、更に22年3月の会社予想は、純利益が31%伸びる予想を出しています。

また、22年第二四半期予想も同時に発表していますが、3月期末予想に対して8.5%の増益予想しており、通期の業績予想は上記の会社発表の数値をさらに上回ると予想致します。

その背景には、世界的な半導体不足による半導体製造装置の需要が急拡大しており、中国ではすでにメモリ、NAND向けの投資が始まっていまいす。

また、韓国のサムスン他半導体製造メーカーでの、製造の後工程への投資などが増加しており、今後も高い水準の受注と売上の増加が続き利益が継続的に伸びていく予想です。

既に半導体製造メーカーの中でも垂直統合型デバイスメーカー、大手の半導体後工程の受託をしているほとんどのメーカーでTOWAの製品が数多く導入されています。

今後の5Gの普及と共に、DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進拡大や、自動車に車載されていく機器類の電子化の進展により益々の活躍が期待されています。

また、岩井コスモ証券では5月19日付で、下記のように目標株価を引き上げています。

TOWA(6315) 判断「A」(強気)継続 目標株価3200円→3400円

株価は、20年9月4日の600円を底値にして、21年4月5日2439円までは上昇トレンドを継続していましたが、それ以降は下降トレンドに転じ、5月12日に1752円の安値を付けています。

そして、その後は一時2000円を回復致しましたが、21日の終値は1945円となっています。

22年度の会社予想の利益でPERを計算しますと、13.89倍となり東証の平均値をわずかに下回っており、利益増大期待の高い銘柄としては売られ過ぎで割安感が強いと思います。

最後に、日経平均株価は5月第二金曜日のSQに向けて、5月11日~13日までの間に外国人投資家によって売り崩されましたが、来月6月11日にはメジャーSQを向かえます。

日経先物の年4回のSQと日経先物オプション取引が同時に行われる日であり、6月10日の4営業日前あたりの株価には注意を払っておく必要があると考えております。

また、世界の株価指数であるMSCIの採用銘柄から、29銘柄が削除される事が決まっており、採用される銘柄はゼロとなっています。

このMSCI指数は全世界で幅広く使用されている指数であり、数多くのインデックスファンド等にも採用されており、今回の入れ替えで5000億円程度の売り需要が生じます。

なお、東証一部の空売り比率は21日現在で41.6%となっており40%を超えております。

この比率は日々東京証券取引所グループが日々公表している数値で、40%を超えると下げ圧力が高まり、40%を下回ると買い圧力が強まるという傾向に有ります。

従って、現在は売り圧力が依然として強い傾向にあり、6月メジャーSQに向かって最悪の場合は、25日移動平均線の26500円あたりまでの下落の可能性があると考えております。

勿論それは最悪の場合であり、SQに向かって上昇していく可能性も勿論あります。

ただし、その場合は、28500円を終値で上回って引ける事が明確な状態になる必要があると考えております。

新型コロナウイルスのワクチン接種率も徐々に上がって来るでしょうし、企業業績は現在の妥当水準が28500円だそうですが、これからは業績相場へと移っていくと思われます。

最後に、今後の決算発表では日本の企業業績はほぼ確実に上振れが予想されており、秋口には日経平均株価は勢いよく上昇していくものと想定しております。

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