Nasdaq100はインフレ懸念が収まり高騰の可能性有り

6月15日からアメリカのFRBにてFOMCが開催されており、今晩にはパウエル議長の記者会見が予定されております。

このところのCPI(消費者物価指数)の急激な上昇を受けて、早期のテーパリングの議論がなされているのではないかとの思惑から、今朝のアメリカ株は0.5%程度下落しています。

ここで、今年に入ってからのアメリカ長期金利と株価の関係を整理してみたいと思います。

上記のグラフはアメリカ長期金利とS&Pバリュー株指数と長期金利とS&P500グロース株指数の関係を示したものです。

このグラフから、バリュー株が長期金利とほぼ同じ動きをしているのに対して、グロース株は、特に21年2月~3月に上昇した時には大幅に調整しています。

長期金利が上昇した場面では、グロース株は売られるのですが、まさにその兆候が顕著に表れた局面だと言えます。

ただし、注目すべきは3月に長期金利が最高値を付けて、4月~6月にかけて下落している局面でもグロース株指数は、ほぼ横ばいの状況が続いていることが分かります。

この状況は、長期金利が下落しているにも関わらず、グロース株はあたかも将来の金利高を予想して横ばいで動いているような動きをしています。

これは、確かに足元でインフレ率が上昇しているのは事実ですが、それは昨年のコロナ禍での落ち込みの反動で有り当然と言えば当然の結果だという事なのです。

そして、長期金利が低下しているのにグロース株が上昇していないのは、市場が将来の金利高を十分すぎる程に織り込みすぎている故の状況だと言えると思います。

7月になると、4~6月期の決算発表を各企業は出してくると思われますが、当然前年の最悪の時期からの良い決算が出て来ることが予想されます。

そうした中で、バリュー株も上昇すると思われますが、そうした動きは一時的なものであり、グロース株が本来の金利を認識して上昇に転じると予想致します。

それは、市場が年末金利2%という間違った予測をしている可能性が極めて高いと言わざるを得ないからです。

それでは何故市場が誤っているのかと言えば、FRBはもちろん物価を安定して2%の上昇に維持するために、現在大規模金融緩和を行っている訳です。

そして、昨年のコロナショックによってアメリカ全土で何と2200万人の雇用が失われたのですが、コロナワクチンの接種が進んだ現在でも、依然として800万人の雇用が失われたままになっているからです。

5月の雇用統計で57万人の雇用増加が確認されましたが、失業給付手当の影響で雇用が回復しないのだという意見も確かに有ります。

しかし、アメリカで失われた2200万人の雇用が800万人まで戻ってきているのは、コロナによって一時的に雇用が失われた人たちが働き始めたからです。

そこで問題となっているのは、ここ半年間の失業者の内訳は40%は一時的ではない失業者であり、例え雇用給付金が支給されなくなっても労働意欲の無い人たちが失業者の何と4割も占めているという実態なのです。

FRBの金融政策で最も重点を置いて議論される論点は、実は雇用の回復状況であり、テーパリングの議論が開始されるのは、雇用の回復が顕著に認められることが大切なのです。

従がって、インフレ率が少々上がったとしても、雇用が簡単にコロナ前の状態に戻ることは当面期待出来ないという訳です。

そういった事情から、FRB長期は長期国債を当分の間買い続ける量的緩和を継続して、金利(10年物国債)の上昇は当面の間無いものと推測致します。

ここで、以前にも記述致しましたが、長期金利(10年物アメリカ国債)とグロース株とバリュー株のパフォーマンスのおさらいをしておきたいと思います。

まず、長期金利が2%の場合は、

成長率が2%の株(バリュー株)の利益が100円であれば、

株価は 100円÷(2%(長期金利)+5%(リスクプレミアム)-2%(成長率)となり2000円となります。

成長率が6%の場合は同じ条件で計算すると

株価は 100円÷(2%(長期金利)+5%(リスクプレミアム)-6%(成長率))となり1000円となります。

それに対して、金利が1.5%に下がった場合は、

成長率が2%の株(バリュー株)の利益が100円であれば、

株価は100円÷(1.5%(長期金利)+5%(リスクプレミアム)-2%(成長率))となり2222円となります。

成長率が6%(グロース株)の場合は

株価は 100円÷(1.5%(長期金利)+5%(リスクプレミアム)-6%(成長率))となり 20000円となります。

よって、金利2%を完全に織り込んでいる現在の株価が、金利が1.5%のままだと1000円の株価は10年後には、理論的にはバリュー株が10%しか上昇しないのに対して、グロース株は10倍になるという訳です。

この計算は10年もの国債で計算しているので、先行き1年間の株価は、10年間に対して12カ月間の株価に割引する必要があります。

その理屈で2022年度末までの計算を致しますと、株価が1000円のグロース株は20000円を10で割った2000円となるという計算になります。

つまり、現在市場が長期金利の先行きを勘違いしている今の内にグロース株を買っておけば、金利が年度末に1.5%のままだと仮定すると株価は倍になるという計算になります。

従がって年末の金利が1.5%でアッとするならば、半年間でプラス50%のリターンが期待できるという計算になります。

そこで、現在は成長株に分散投資するのが、最も効率の良い投資であると結論付けます。

果たしてそれはどんなファンドがあるかと言えば、ナスダック100に今回は注目してみたいと思います。

Nasdaq100の構成銘柄は、名前の通りNasdaqの時価総額の大きい100の銘柄を使用した指数ですが、実際には上位の5社で全体の75%を占めているのです。

その5社とは、アップル、マイクロソフト、アマゾン、フェイスブック、テスラです。

アップルの決算内容は、売上高で前年比+5.3%、前年比+54%、マイクロソフトの決算内容は前年比+12.8%、アマゾンの決算内容は前年比+37%、フェイスブックは+21%、テスラは+28%と何れも高成長の数字を残しています。

しかも過去5年間を遡っても毎年2桁増益を達成している高成長企業ばかりです。

従がって、今回はナスダック100のレバレッジの掛った投資信託を購入して、少なくとも年末まで保有することをお勧め致します。

目標は、投資金額を倍増させる事ですが、可能性は決して少なくはないと思っております。

最後に投資信託は、大和-NASDAQ100、3倍ブルを私は購入いたしております。

レバレッジが3倍かかっていますので、50%Nasdaq100が上昇すれば投資金額は1.5倍になるという計算になります。

16日のFOMCでの議論の状況がパウエル議長より記者会見といった形で公表されましたが、テーパリングの議論は恐らく出てこなく、金融緩和を相当期間続けるというものになると予想しています。

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