アジア航測は高値圏ではあるが業績好調につきまだまだ上値余地有り

7月は梅雨も終わりの時期でもあってか毎年のように全国各地で大規模な土砂災害等が頻発して来るようになっております。

これも地球温暖化現象の一つなのでしょう、また台風が発生するのは以前と変わり有りませんが、その大きさが900HPに近い様な非常に大きな勢力を維持したものになっています。

更に、線状降水帯といった一部の地域に大量の雨を長時間に亘って降らし、洪水災害等を引き起こすといった現象も頻繁に増えて来たように感じています。

東北大震災が証明したように、水の力は莫大であり風での被害とは比べ物にならないような大被害をもたらすことが、我々国民にも十分過ぎる程理解されてきたと感じています。

そのような観点から、気象情報をスポット的に特定の狭い地域に発する事に欠かせない、地理情報を取り扱っている、アジア航測を今回は取りあげたいと思います。

同社は、航空測量部門で国内3位の東証2部に上場をしている会社であり、GIS(地理情報システム)の情報システム部門とコンサル部門が柱な収益源です。

取引先は、官公庁向けが過半数を占めており安定した受注案件を抱えていると言えます。

そのセグメント別の売上高構成は、インフラマネジメント60%、国土保全コンサルタント36%、その他4%となっており、国内での売上が100%の内需型の企業です。

売上高利益率も7.2%、ROEも10%と公共の受注案件の多い会社としては、まずまずの収益性を保っていると言えます。

7月9日に取引終了後、21年9月期の連結業績予想を、売上高を310億円から325億円(前期比7.9%増)へ、営業利益を14億1500万円から23億4000万円(同12.9%増)へ、純利益を9億3000万円から17億6000万円(同0.3%増)に上方修正しています。

その要因としては、上期業績が好調であった事と、上記のような災害勃発の多発化に備えた国土強靱化関連業務や、再生可能エネルギー関連部門の売上げが寄与しているようです。

そして14円予定の期末一括配当金を25円に引上げる事を同時に発表しています。

どのような業務をしているかというと、航空計測、車両計測、ドローン地上計測、リモートセンシング、応用計測の5つの計測部門での国土の地理的な計測をしています。

航空計測(航空写真、航空レーザ)では、自社で保有している航空機による高高度航空レーザーによる地形変化計測、航空レーザ計測等を中心に様々な上空からの計測をしています。

また、ドローン事業では、様々な3次元での国土情報やSfMによるモデル作成技術を集約して、3次元モデル作成を支援する3Dモデリングサービスを提供しています。

公共関連の受注残高は豊富にあり、国土インフラに関する業務では小規模河川のハザードマップの作成業務が着実に伸びております。

また、社会インフラへの投資の前段階の調査として、再エネルギー源としての風力発電に適正な地理情報調査が、民間部門からの受注も旺盛に推移しています。

また、道路部門でのレーザー計測では、自動運転に欠かせない地理情報が大手取引先からの受注で想定を超えて推移しています。

販売管費低の差公家効果も有り、上記の様に上方修正をするほど業績は好調に推移しておれます。

また隠れた脱炭素関連の銘柄で有るとも言え、地理情報の提供といった事業に加えて、衛星データ解の析情報提供会社設立に参画して脱炭素事業を支援している企業でもあります。

その一環として、3月24日には、バイオマスリジンホールディングスに出資を発表しています。

これは、福島県の有休農地の解消や国が支援する新市場開拓用米制度を活用して、資源米を栽培しプラステック樹脂の製造を行うといったビジネスです。

上記のように2016年度から、6期連続で増収を果たしている高成長期企業で有ります。

7月9日の終値でのPERは、22年度のEPSから計算するとわずか7.19倍で有り、6期連続増収の、しかも隠れた脱炭素銘柄としては、割安に放置されていると感じております。

また、利益についても18年度に1年だけ減益になっていますが、その年も売り上げは伸びており、利益面でも連続増収の会社だと言えます。

株価は、5月31日794円を安値として、7月8日に974円の高値を付け、9日はほぼ高値圏である955円で引けております。

3ヶ月の一目均衡表でも、遅行線が株価を下から上に抜けており、また転換線も基準線を上抜けし、抵抗帯の上に株価があるという三役好転の状態で、上昇トレンドを形成しています。

また雲のねじれが丁度7月9日となっており、同日に上方修正を発表している事からもこのトレンドは継続して行く可能性が高いと推測致します。

また、ボリンジャーバンドでも、20日移動平均線を支持線として、バンドの幅が上向きに狭くなっており、また9日のローソク足は下髭の長い陽線で引けています。

RSIも下向きには変わっておりますが、60とまだ高く無く、かつ50を超えており、今後の上値の余地がまだまだある事を示唆しております。

上方修正を発表したばかりの銘柄なので、月曜の寄り付きは窓を開けて買い気配で始まる可能性が高いと思いますが、どの程度の株価で寄りつくかは全く分かりません。

その場合は、寄りつき後の株価の推移を5分程度見てから更に上げそうだと判断すれば、トレンドに乗って順張りで買っても良いと個人的には考えております。

ただし、2部銘柄で上方修正の幅も大きくないので、材料出尽くしで下げるような事があれば、絶対的な割安感が有る銘柄なので、株価の推移を暫く見てから、買いを推奨いたします。

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