フコクはワイパー等で世界ナンバーワンの実績を誇り過小評価されすぎ

今回紹介するフコクという会社は、ワイパーやブレーキなど自動車用ゴム製品大手で、2020年のグローバルニッチ企業100選にも選ばれている、技術力には定評のある企業です。

株式上場は1994年と古く、当時から自動車部近に特化して、どの会社にも負けない製品づくりに邁進してきており、ワイパーの生産では世界一のシェアを持っています。

また、どの自動車メーカーの系列でもない、独立した経営をしており、国内には下図のような拠点を持っていて、現在は世界中にネットワークを持っています。

グローバル企業として、高度なゴム・樹脂の高分子技術を用いた自動車部品を中心とする製品製造にて社会に貢献していて、世界9ヶ国に17のグループ会社が事業を展開しています。

環太平洋地域で造られている自動車等には、同社の製品が非常に高いシェアを持って様々なメーカーに使われています。

特に、現在では経済活動の回復状況が著しい、北米やアジアなどでの海外生産を増強しているようです。

連結事業のセグメント別の売上高の構成比は、機能品44%、防振38%、金属加工9%、ホース5%、産業機器5%であり、その内の48%が海外での売上になります。

主な製造品はワイパー製品であり、自動車を筆頭として鉄道、船舶、航空機等の輸送機器全般にフコクのワイパーブレードラバーが使用されています。

そして、その質・量ともに世界No.1の実績を誇っており、創業以来60年以上の歴史が有り蓄積された材料技術や加工技術がワイパー製品には込められており、他の追従を許さないものです。

ワイパーの他にも、様々な液体・気体の“モレ”を防いで、あらゆる環境下での使用に対応なシール製品を生産しています。

また、振動・衝撃・騒音を制御して安全性と快適性を追求した防振製品、超音波応用製品、

細胞培養関連製品、細胞培養関連製品、OA関連製等多岐にわたって製造をしています。

主力の自動車部品については、コロナ感染の影響が世界的に一巡していて、大幅に回復しております。

特に、中国での販売の増加が牽引しており、また国内や北米でも売上が復調しております。

また不採算部門の赤字の金属加工子会社には、フコク本社から人員を派遣して、製造工程の見直しなどに着手して、製造コストの削減を急いでいます。

22年に閉鎖予定のチェコ工場では、現在は生産体制の縮小を進めています。

今期の業績は自動車生産が回復に向かうなか、経常利益は前期比2.4倍の35億円に拡大を会社側では見込んでいます。

なお、本年度の第1四半期決算発表は、2021年7月30日 に発表される予定です。

会社四季報の予想では、22年度は売上高700億円、経常利益35億円、23年度は売上高720億円、経常利益36億円を見込んでいます。

22年度の売上高利益率は、4.81%、ROEは7.31%と少し稼ぐ力は物足りない感じは有りますが、23年度の予想EPSから計算してPERは6.5倍とかなり割安に放置されています。

また、22年度は年間配当40円を予定しており、配当利回りは4.3%と高い数字が予想されています。

PBR0.5倍という点にも割安感を感じます。

フコク6ヶ月一目均衡表&MACD

フコク6ヶ月ボリンジャーバンド&RSI

また、株価面では3月2日の665円を安値にして、6月10日には1052円まで387円幅の上昇しており、その後下落に転じて7月9日には900円まで売られました。

しかし、一目均衡表の雲の上限が支持線となって機能しているようで、3月以降の上昇トレンド中の下落時にも、同様に雲の上限で株価は支えられています。

また、ボリンジャーバンドでは、7月9日に-3σにタッチしており、その後は20日移動平均線まで株価は回復をしております。

また、バンドの幅が狭くなっており、また、一目均衡表でも転換線を回復しております。

RSIも上昇に転じて、節目である50に到達しており、MACDも上向きに転換して間もなくクロスしそうな気配を見せています。

このような事から、7月9日の900円が当面の底値となった可能性が高く、今後は上昇トレンドに転換して行くものと予想いたします。

世界でナンバーワンのニッチな企業としては、PER7.3倍、PBR0.5倍という数字は明らかに過小評価であり、PER10倍まで買われると株価は1417円となります。

中期的に株価は1500円を目指した動きとなると予想致します。

また、6月10日の高値1052円に、3月2日からの上昇幅387円を上乗せすると、1439円になり、PER10倍で計算した数字にかなり近い数字が出てきます。

なお、21年3月期業績は3回にわたる上方修正を発表しており、会社計画を控えめに出す傾向が読み取れます。

7月30日に予定されている第一四半期決算発表時に、さらなる上方修正が出される可能性も少なくはないと感じております。

そうなれば、株価は一時的に急伸する事が予想されます。

ちなみに、前回の5月16日の決算発表時には、大幅増益と18円の増配を好感して、翌日の株価は一時ストップ高しているだけに、期待は大きいと考えております。

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