三光合成は22年度5月期の業績予想を上方修正して割安感が強い

三光合成は1940年にプラスチック工業部品メーカーとして創業した80余年の歴史を持った、プラスチック製精密工業部品製造のメーカーです。

工業用の樹脂部品製造の大手メーカーであり、自動車向けの売上主体ですが金型の販売も行っており、現在は生産拠点をアジアや北米に拡大しています。 

今回この会社を取上げたのは、7月14日に発表の21年5月期決算にて営業利益が前期比3.5倍の24億1100万円と急増し、期初会社側計画の20億円を大幅に超過したからです。また、22年5月期の営業利益も20%増の29億円と同時に発表しております。

会社側では、バンパーをはじめとした自動車向けの製品が、世界的に好調を維持している自動車販売の増加を背景に業績は急拡大しているとの説明をしております。

また今期の年間配当は3円増配の14円を計画しており15日の株価は、一時は61円高の511円まで値を飛ばしています。

この会社の売上構成は、プライテック成形品78%、金型22%となっており、その内の54%が海外での売上となっています。

会社四季報夏号の予測数値を大幅に上回っている点が非常に魅力的であり、また株価が500円前後と安いため、変動率が高く現在の値段でも割安感が大きいと判断しています。

 今回発表のデータは、上記のように会社四季報最新予測をも大幅に上回っており、

22年度の会社予測である純利益26億円で計算した予想EPSは95円という事になり、PERは500円の株価に対して5.2倍という計算になります。

これはあまりにも過小評価された数字であり、従来のEPSが3倍になっているという事は、ずっと400円程度で推移していた株価は、理論的には1200円まで上昇する事になります。

この株価予測は現実的に考えたものですが、実際には600円までいけば、20%の上昇という事で大成功だと思います。

また、PBRも0.76倍、配当利回りも修正値で計算すると2.8%となり、まずまずの数字だと思っています。

現在は、プラスチック成形品と金型ともに情報通信用の製品は鈍化傾向にあります。

しかし自動車向けの製品が、プラスチック成型品で、タイ、インドネシア、中国での受注が急拡大しており、金型製品では、ヨーロッパ、タイ、インドネシアでの受注が増加傾向です。国内外ともに自動車向けの需要拡大が続いており、北米とインドで生産を増やしています。

また売上の伸びに伴って生産性が改善しており、人件費の増加分を上回って推移しているようです。 

また、新規の投資案件としては、欧州のチェコ工場が完成して5月に引き渡しが完了しており、試験操業を経てから今夏以降に本格的に稼働をする予定です。

更に、需要の増加に対応して米国工場の増築に着手しており、機械設備等の増強を図って生産能力の拡大を図っているようです。

また、1940操業からの長い期間に積み上げられた技術とノウハウには定評があります。

その何例かを紹介いたしますと、まずは最新製品として販売している3Dガス抜き入子は、3次元形状でガス抜きが可能で、メンテナンスも容易な商品として新発売をしております。

 

3Dガス抜き入子(三光合成HPより抜粋)

次は、CEA解析技術であり、業界に先駆けてMold Flowを社内に導入し、以来、社内独自での樹脂データの収集とCAE解析事例を蓄積し1800件以上の解析事例を保有しています。

また、金型技術として、3Dデータを一貫利用するコンカレントエンジニアリングや三次元金型自動設計、新加工技術への取り組み、5軸NC加工機等の新加工機を導入しています。

そして、自社開発した無人加工プログラムにて工期短縮とコスト削減、品質向上を目指しています。

CEA解析技術         3Dデータ活用の5軸NC加工機(三光合成HPより抜粋)

メカトロ技術としては、当社グループで独自に開発をしております。

また、組立技術として、製品の仕様、生産量に応じた組立工程を設計しており、セル生産方式を採用しています。

三光合成6ヶ月間一目均衡表&MACD

株価は今回の上方修正を受けて急騰しており、一目均衡表の抵抗帯(雲)抜け、基準線と転換線の上に株価上昇、遅行スパンの株価上抜けといった三役好転を一気に果たしています。

また、16日と15日で日経平均株価は700円以上下落していますが、三光合成の株価は全体の地合いの悪い中でも、16日も15日の高値を上抜いております。

6ヶ月間の一目均衡表のチャートでは、4月7日に509の高値を付けた後、5月28日には405円の安値が有り、その間でのレンジ相場が続いていました。

今回は、16日に4月7日509円の高値を突破してきており、高値から405円の安値までの値幅の104円を、前回高値の509円に上乗せした613円が当面の目標株価となりそうです。

また、MACDも上昇トレンドに入ったばかりであり、息の長い相場を期待したいものです。

中長期的には、株価1000円も有り得ない数字ではないと感じております。

最新情報をチェックしよう!
>Sharepro-シェアプロ-

Sharepro-シェアプロ-

①数多くの失敗の経験を”聞いて”学べる環境
②資金調達方法や資産管理 資産形成など 正しい金融知識を学べる環境
③税金関係や法律などこれから生きる上で 絶対に抑えておきたいポイントを学べる環境
④お金の作り方 生み出し方 稼ぎ方の視野を増やす 情報を収集できる学べる環境
⑤ストレスフリーに最高の人生を過ごすための メンタル管理術を学べる環境

シェアプロには以上の全てが詰まってます。

CTR IMG