鹿島建設はコンクリートの中にCO2を閉じ込める新技術を持つ唯一無二の会社

今回紹介致します鹿島建設は、最大手ゼネコンの一角としてよく知られておりますが、超高層ビル建設、耐震技術、原発技術に強みを持っています。

また、国内外の不動産開発にも色々なプロジェクトに参加して実績を上げています。

現在東京オリンピックが開催されておりますが、この秋にも衆議院が解散されて総選挙が実施される予定ですが、政府はそれに合わせて30兆円程度の補正予算が組まれる予想です。

その中に最近話題になっている国土強靭化対策費が、台風や洪水災害などに準備してかなりの金額が設定される可能性が高いと言われています。

既に株式市場ではそういった流れを織り込んで株価が上昇致しましたが、また現在は押し目を付けている段階であり、下値の様子を見ながら買いたい銘柄でと思っています。

その鹿島建設のセグメント別の売上高は、土木%、建築41%、開発4%、国内関係会社12%、海外関係会社26%となっており海外での売上は26%となっています。

東京に本社を置き、土木管理本部、建築管理本部、開発事業本部、エンジニアリング事業本部、環境本部、海外事業本部の6つの組織に別れて事業を展開しています。

また、設計開発部門も東京本社内にあり、土木設計本部と建築設計本部にて各受注案件の設計を担っている他、東京の調布市に技術研究所を設置し建築技術等の研究をしています。

国内の拠点は北海道から九州まで国内に10カ所の支店を配置して、受注営業活動から、工事の施工等の業務を行っています。

海外では、海外事業本部中国連絡事務所を拠点として、台湾営業所、シンガポール営業所、インドネシア営業所、ベトナム営業所、ミャンマー営業所とアジアを主に展開しています。

今回鹿島建設を取上げたのは、まだ世間には余り知られていませんが、コンクリートの中に製鉄所などから出た石炭灰に含まれるCO2を閉じ込める技術を開発しているからです。

普通のコンクリートは石灰石から出来ていますが、同社の開発したコンクリートは産業廃棄物である製鉄所の石炭灰を使用しています。

新技術の名称は、環境負荷低減型コンクリートCO2-SUICOMと言い、コンクリート中の全粉体の20~60%を石炭灰で置換した材料を高濃度C2の環境下で養生したもので、コンクリート内にCO2を閉じ込めて排出量をゼロとする事に成功しています。

普通のコンクリートと比較して使用材料レベルで260kgと5倍のCO2の削減が実現しています。

この技術が陽の目を見せるのはこれからであり、護岸工事やダム建設等では膨大なコンクリートが使用されており、CO2の削減量も半端ではない量となると予想されます。

つまり隠れた脱炭素銘柄で有り、世間がまだ知らない今の内に仕込んでおくべきだと思い今回紹介をさせて頂いたという訳です。

また、同社は東京取引所グループが指定している、DX銘柄(デジタルトランスフォーメーション)に建設業界で唯一指定されている銘柄でもあります。

資機材の出庫・搬入状況リアルタイム閲覧システムを22年4月に本格始動する他などの数々の実績が認められたものと推測致します。

先般も40%の脱炭素化を図った空間の空調システムを開発したというニュースも出ており、社内でのIT活用による技術開発や事務経費等の固定費の削減に努めている様です。

本年度の期初の単体受注残高は1・86兆円となっており前期比4・2%増となっています。

得意分野は建築であり、超高層ビル等を含んだ首都圏の再開発案件など進んでいますが、なかなか受注競争が激化しており採算性が低くなっています。

また土木部門も初期工事量が多くて利益が後退する見通しとなっています。

上記の会社四季報の様に、22年度の売上は増収となっていますが、営業利益は減収となっており会社四季報でも来期の業績が落ち込むと予想しております。

とてもこの数字からは買える銘柄では有りませんが、前述した様にこの銘柄は隠れた脱炭素銘柄で有り、世界で唯一無二の脱炭素化コンクリートの開発に成功しているのです。

何時の時期にその事に株式市場が目を付けるかは全く分かりませんが、いずれは市場の人気を集めるようなタイミングが近い将来にも出て来ると予想しております。

なお、7月21日の信用取引の売り残が2873000株、買い残が4584000株と 貸借倍率は1.60倍と買い残がそれ程多くは無く、上値を買い残が抑えるといった事も有りません。

21日時点の株価の頭を押さえている銘柄のほとんどが信用取り組みが買い残が売り残を大きく上回っている様な銘柄ばかりであり、そういった面からの暴落には強い銘柄だと言えます。

2021年度の売上高収益率は6.67%と、景気敏感の内需株としてはまずまずの数字となっており、ROEも基準の10%を超える11.82となっており稼ぐ力もまずまずといった状況です。

ただし、2022年度の売上高収益率は5.17%、ROEが9.14%と2021年度と比較して収益率が悪くなっている点が、現在の株価の頭を押さえている要因だと考えられます。

なお、有利子負債倍率は2021年度で0.36倍と極めて財務面では強固な体質にある様です。

鹿島建設6ヶ月一目均衡表

株価はTOPIX株価指数との連動性が高く、日経平均株価同様に3月に高値を付けてから上の一目均衡表の通り、高値を切り下げて現在は下降トレンドの中に有ります。

基準線と転換線が切り下がり抵抗帯の下に株価が位置しており、またMACDは上昇トレンドを継続していますが、全体的な感覚としてはあまり良いチャートでは有りません。

現在は下値の模索中であり状況を見て現状から株価が下げ止まったところを買ってみたい銘柄だと感じております。

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